大阪のIB認定校を一覧表でまとめ|後悔しない学校の選び方も解説

・大阪にはどんなIB認定校があるの?

・英語がしゃべれなくても、ついていけるかな… 

・費用を抑えるためのしくみを知りたい!

関西・大阪にもいろんなIB校があるので、お子様に合う学校を見つけるのは大変ですよね。

この記事では、関西のIB校一覧と各校の特徴を紹介し、後悔しないための選び方をわかりやすく解説します。

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 大阪府内のIB校を把握しよう

IBを学べる学校には、公立・私立・インターナショナルスクールなど、さまざまな種類があります。

大阪府内のIB認定校を一覧で整理し、それぞれの特徴を理解しましょう。

大阪のIB校一覧表

大阪府内には、すべてのIBプログラムが揃ったインターナショナルスクールや、高校の一部コースとしてIBを導入している高校など、さまざまな形があります。

自分の希望と照らし合わせながら、以下の表で全体像を確認してみましょう。

(PYP= 初等教育、MYP = 中等教育、DP = 高校課程)

学校名プログラム授業の言語学校タイプ特徴
大阪YMCAインターナショナルスクール
(大阪市西区)
PYP/MYP/DP英語インター小・中・高の一貫校。
関西学院大阪インターナショナルスクール
(箕面市)
PYP/MYP/DP英語インター併設の日本学校と、施設・行事を共有。
国際色が豊か。
コリア国際学園
(茨木市)
DP日本語/英語/韓国語インター多文化環境を重視。
大阪府立 水都国際高校
(大阪市住之江区)
DP日本語/英語公立費用を抑えてIBに挑戦できる。
大阪国際高校
(守口市)
DP英語(一部日本語)私立2022年にIB開始。
海外大学も国内大学も目指せる体制。
大阪女学院高校
(大阪市中央区)
DP英語(一部日本語)私立(女子校)伝統ある英語教育がベース。
英語コース内にIBを設置。
近畿大学附属高校
(東大阪市)
DP英語(一部日本語)私立大規模な総合校の中で「英語特化」としてIBを学ぶ。

注意: IB認定の状況やコースの内容は変更されることがあります。受験を考える際は、必ず各学校の公式サイトで最新の募集要項を確認してください。

大阪YMCAインターナショナルスクール

大阪市内で唯一、IBプログラムを幼稚園から高校まで一貫で行っている学校です。

英語で本格的に学び、将来は海外の大学へ進みたいと考えている家庭にとって、非常に信頼できる学校です。

先生は経験豊かなネイティブスピーカーで、授業も基本的にすべて英語で行われています。

日本にいながら、海外の学校と同じような「探究型の英語学習」を受けることが可能です。

現在は300人以上の生徒が在籍しており、国籍は40カ国にも及びます。

またIBだけでなく、アメリカの教育認定機関「WASC」としての認定も受けているため、世界中で卒業資格が受け入れられやすいのもメリットです。

国際的な英語環境で学び、本気で海外を目指したい生徒にとっては、理想的な環境の学校と言えるでしょう。

関西学院大阪インターナショナルスクール(OIS)

幼稚園から高校まですべてで、IBプログラムを実施している学校です。

英語で授業をするインターナショナルスクールですが、同じキャンパス内の日本学校「関西学院千里国際中等部・高等部」の生徒と、下記を合同で行います。

  • 音楽・体育・芸術などの授業
  • クラブ活動
  • 学校行事

そのため、インターナショナルスクールの英語環境で学びながらも、日本の学校に通う生徒たちとコミュニケーションを取れるので、いろんな価値観や日本文化に触れることが可能です。

日本の環境にも触れつつ、英語で世界基準の教育を受けたい方にとって、とても良い環境になるでしょう。

コリア国際学園

日本語・英語・韓国語を学ぶ「トリリンガル教育」とIBを組み合わせた、ユニークなインターナショナルスクールです。

そのため英語授業に不安がある生徒でも、日本語で思考力を鍛えつつ、英語や韓国語の力も高められます。

一般的なインターナショナルスクールより学費も抑えられており、経済的な負担を減らしてIB教育を受けられるのもメリットです。

進学実績も、国内外問わずたくさんあります。

  • 大阪大学
  • 慶應義塾大学
  • ソウル大学
  • 延世大学
  • 欧米の大学

世界で活躍したい生徒や、多文化な環境で成長したい生徒にとって、将来の可能性を広げてくれる学校です。

大阪府立水都国際高等学校

全国でも数少ない、公立のIB認定校です。

英語と日本語の両方を使って学ぶ「デュアルランゲージ(二言語)」という形式で、IB DP(ディプロマ・プログラム = 高等教育課程)を取得できます。

教科によって日本語と英語を使い分けるため、英語力に不安がある生徒でも挑戦しやすい環境です。

たとえば「知の理論(TOK)」や「課題論文(EE)」といった、決まった答えのないハイレベルな学習も、日本語と英語を織り交ぜながら進められます。

また公立ですので、私立・インターナショナルスクールより学費を大幅に抑えてIB教育を受けられるのも魅力です。

「経済的な負担は抑えたいけれど、本格的なグローバル教育を学びたい」というご家庭にとって、価値のある学校と言えるでしょう。

​大阪国際高等学校

日本語と英語の両方で授業するデュアルランゲージを取り入れる学校に対し、大阪国際は英語中心のため、海外大学への進学に非常に強いのがメリットといえます。

インターナショナルスクールのような英語環境がいいけれど、日本の高校卒業資格もしっかり取りたい!

このようなお子様にとって、とてもバランスの取れた学校といえます。

入学時、英検2級程度(CEFR B1)の英語力が求められますので注意しましょう。

日本で高校生活を送りながら世界基準の英語を学び、海外・国内どちらの難関大学も目指せる学校です。

大阪女学院高等学校

大阪市内の伝統ある女子校で、本格的な英語授業でIBを学べる認定校です。

大きな特徴は、英語と数学を「英語」で学び、その他の科目は主に「日本語」で学ぶデュアルランゲージを採用していることです。

そのためインターナショナルスクールに比べると、言葉の壁による学習ストレスを抑えてアカデミックな英語力を伸ばせます。

海外の大学への進学はもちろん、国際基督教大学(ICU)上智大学など、国内の難関大学への進学実績も豊富です。

日本の学校生活も楽しみながら、世界に通じる英語力と探究力を身につけて進学したい!

このような女子生徒にとって、魅力的な学校となるでしょう。

近畿大学附属高等学校

2022年からIB DPを学べるようになった、活気ある私立高校です。

1年次の「Pre-IB(準備期間)」を経て、2年次から本格的なIBクラスを選択するしくみになっています。

数学を英語で学んだり、一方で国語は日本語で深く学んだりするため、英語と日本語の両方をハイレベルで磨くことが可能です。

通常の授業料にプラスして、年間34万円ほどのIB関連費用が必要ですが、インターナショナルスクールよりも大幅に費用を抑えられます。

近畿大学の附属校という安心感と、世界に通用する英語カリキュラムがあるマンモス校です。

大阪府以外の関西IB校を解説

兵庫・京都・滋賀にも、魅力的なIB認定校があります。

通学や寮通いを検討できる、大阪府外の関西エリアIB校を紹介しましょう。

関西IB校一覧表 — 通学圏・希望・条件で比較する早見表

以下の表は、大阪府外の関西エリアにある主要なIB認定校をまとめたものです。

学校名プログラム授業の言語学校のタイプ特徴
カナディアンアカデミー
(兵庫県)
PYP/MYP/DP英語インター100年以上の歴史。
寮完備で本格的な英語IB教育。
関西国際学園
(兵庫県)
PYP/DP英語/日本語インターバイリンガル教育が特長。
国内進学にも強い。
マリスト国際学校
(兵庫県)
PYP/MYP/DP英語インター2017年にDP認定。
アットホームで歴史ある学校。
AIE国際高等学校
(兵庫県)
DP英語通信制高校通信制初のIB認定校。
滋賀県立虎姫高校
(滋賀県)
DP英語/日本語公立西日本初の公立IB校。
費用を抑えての日本語DPが可能。
立命館宇治高等学校
(京都府)
DP英語(一部日本語)私立一条校として歴史あるIBコース。
海外大学進学に強い実績。
京都インターナショナルスクール 
(京都府)
PYP/MYP/DP英語インター2025年DP開始。
同志社国際学院国際部
(京都府)
PYP/DP英語インター同志社大学との連携。
初等部からのIB一貫教育。

注意: IB認定の状況やコースの内容は変更されることがあります。受験を考える際は、必ず各学校の公式サイトで最新の募集要項を確認してください。

カナディアンアカデミー(兵庫県)

神戸・六甲アイランドにある、100年以上の歴史を持つインターナショナルスクールです。

幼稚園から高校まで、一貫してIBプログラムを提供しています。

関西では数少ない「ボーディング(寮)」を備えていることが特徴です。

世界中から集まった生徒たちとの寮生活を通じて、自立心や異文化理解を深める経験は、他では手に入らない財産になるでしょう。

世界に通用する学びをしたい生徒、将来グローバルに活躍したい生徒にとって、ベストな選択肢のひとつといえるでしょう。

関西国際学園(兵庫県)

神戸市にあるインターナショナルスクールで、2020年からIB DPがスタートしました。

他の多くのインターナショナルスクールが英語のみで授業を行うのに対し、教科によって英語と日本語を使い分けたり、両方の言語で深く議論したりします。

海外大学への進学はもちろん、国内の難関大学や医学部への進学実績もあり、進路の幅が広いのも強みです。

幼稚園から高校までの一貫教育を行っていますが、途中からの編入もできます。

「将来は海外へ行きたいけれど、日本語力もしっかり身につけておきたい」という希望を叶えられる学校です。

マリスト国際学校(兵庫県)

神戸市須磨区にあるインターナショナルスクールです。

1951年創立の歴史ある学校で、幼稚園から高校まで一貫してIBを学べます。

授業は基本的に英語で行われますが、日本人の生徒向けに、日本語を母国語レベルで学ぶクラス(Japanese A)が用意されているのも特徴です。

生徒数は約300〜400名と小規模なので、生徒一人ひとりに目が届きやすく、「英語で考え、探究する力」を伸ばせる環境が整っています。

AIE国際高等学校(兵庫県)

兵庫県の淡路島にある、全国でも珍しい「通信制のIB認定校」です。

通信制高校ではありますが、IBコースの生徒はキャンパスへ通学して対面授業で学びます。

「日本語4科目・英語2科目」のデュアルランゲージ(二言語)が基本で、母語で深く考える力を育て、英語で実践力を磨くシステムです。

また、学生寮も完備されており、全国からの仲間と共同生活を送れます。

教員も寮に常駐するなど、サポートも手厚いです。

「今の学校の環境が合わない」「都会を離れて集中したい」と考えている生徒にとって、人生を変えるような新しい選択肢になる学校といえます。

滋賀県立虎姫高校(滋賀県)

2019年にIBの認定を受けた、滋賀県長浜市にある公立校です。

日本語と英語の両方を使う「日本語DP(デュアルランゲージ)」を導入している点が、大きな特徴といえます。

日本語で理解する科目が多いため、英語がネイティブレベルでなくても、無理なく高い思考力が身につきます。

進学先についても、京都大学・大阪大学など難関国公立大学への合格実績があり、IBでの探究力は大学受験にもつながるのです。

大阪や京都の中心部からは距離がありますが、滋賀県内や近隣エリアからの通学圏内にある貴重な公立IB校です。

2026年度入学生からは全国募集も開始されます。

「費用は抑えたいけれど、グローバル教育にも挑戦したい」という滋賀のご家庭は、検討してみてはいかがでしょうか。

立命館宇治高等学校(京都府)

京都府宇治市にある私立高校で、IB教育の実績がしっかりある学校です。

国語などを除いたほぼすべての授業を英語で行う、本格的な英語DPを採用しています。

インターナショナルスクールと同等の英語環境がありながら、立命館大学への内部進学ができる点が最大のメリットです。

そこで力をつけ、ハーバード大学・オックスフォード大学など海外の名門大学や、国内の難関大学へ進学する生徒も多くいます。

またキャンパス周辺には寮もあり、親元を離れて挑戦する生徒の受け入れもできる体制です。

英語を使って世界を目指したいけれど、日本の高校卒業資格や大学進学もいいな…

このように悩む生徒にとって、両方の可能性をつかめる学校といえるでしょう。

京都インターナショナルスクール(京都府)

1957年に創立された、京都市内で最も歴史あるインターナショナルスクールです。

この学校の魅力は、京都の中心にありながら、完全な英語環境で学べることにあります。

30カ国以上から生徒が集まり、少人数制のアットホームな雰囲気の中で、互いの文化を尊重し合う国際感覚を育てられる環境です。

既存の初等教育(PYP)・中等教育(MYP)に加え、2025年8月からIB DPを新たに開始しました。

DP導入により、これまでは高校進学のタイミングで他の学校へ移らなければならなかった生徒も、そのままKISで学び続け、海外大学への進学資格を得られるようになったのです。

「京都にいながら、IB教育を最後まで英語で受けさせたい」と願うご家庭にとって、待望の学校といえるでしょう。

同志社国際学院国際部(京都府)

京都府木津川市にある、同志社大学系列のインターナショナルスクールです。

初等教育(PYP)・中等教育(MYP)・高校課程(DP)のすべてのIB教育があります。

また、同志社大学への指定校推薦枠を持っている点が大きなメリットでしょう。

海外の大学を目指して英語で学びながら、同志社大学への進学という道も確保できます。

少人数制の英語教育を受けながら、国内外どちらの大学も志望できる、「ハイブリッドな進路」が実現可能な学校です。

IB校を選ぶための判断ポイント

偏差値やなんとなくのイメージではなく、お子様の希望に合ったIB校を選ぶことが大切です。

後悔しないIB校選びをするための判断ポイントを解説します。

英語と日本語どちらで学びたいかで選ぶ

IB校選びで最初に決めるべきポイントは、「英語と日本語のどちらで学ぶか」という点です。

すべてを英語で学ぶ「英語DP」は、海外大学への進学には有利ですが、ネイティブレベルの英語力がないと良い成績を取るのが難しくなります。

一方「日本語DP」や「デュアルランゲージ(二言語)」なら、歴史や数学などを日本語で理解しながら授業を受けることが可能です。

そのため日本の大学進学を目指すお子様や、これから英語力を伸ばしたい人でも、ムリなく学習を続けられます。

ここまでで解説してきた各学校の特徴を確認し、候補を絞りましょう。

「将来、どこの国の大学に行きたいか」と「今の自分の英語力」を考えることが大事です。

学費と家庭の予算感で選ぶ

学校選びをする上で避けて通れない基準が「学費」です。

家計にムリのある選択をしてしまうと、継続が難しくなってしまうかもしれません。

■公立(水都国際高校・滋賀県立虎姫高校)

一般的な公立高校の授業料と同じ水準で済み、国の支援制度も活用できます。

■インターナショナルスクール(カナディアンアカデミーなど)

授業料だけで年間200万円〜300万円以上かかることも珍しくありません。

寮に入る場合はさらに費用が必要です。

■私立(大阪女学院や立命館宇治高校など)

インターナショナルスクールほど費用はかかりませんが、通常の学費とは別に「IBコース費」がかかる場合が多くあります。

「こんなにかかるとは思わなかった」と後悔しないためにも、まずは年間いくらまでなら出せるかをはっきりと話し合ってから、学校を絞り込みましょう。

進学希望(国内/海外)で選ぶ

「日本と海外、将来はどちらに行きたいのか?」によっても、選ぶ学校やカリキュラムは大きく変わります。

ここがあやふやだと、受験生になったときに、

・受けたい大学の受験資格を持っていない!

・対策が間に合わない!

ということになりかねません。

一方で、日本語も使う「バイリンガルDP」や日本の高校(一条校)であれば、日本の大学入試に対応しやすく、国内と海外の両方の可能性を残しやすいというメリットがあります。

■インターナショナルスクール

海外大学への進学に圧倒的に有利です。

一方、日本の大学入試に向けた勉強は手薄になることが多いため、国内進学はIB入試や総合型選抜などに限られる場合があります。

■日本の大学

国内の一般入試に対応可能です。

また総合型選抜でIB資格を活かし、日本の難関大学へ進むルートもあります。

卒業後の進路を具体的にイメージしてから学校を選ぶことが、夢への近道になります。

通学圏と生活環境を重視する

「家から学校までムリなく通えるか」という点は、IBをやり遂げる上で大事な視点です。

というのもIBのプログラムは、一般的な高校よりずっと多くの量の課題、放課後の課外活動(CAS)などに追われるため、とても忙しい毎日になります。

もし通学に時間がかかってしまうと、睡眠時間や自宅の学習時間が削られてしまい、挫折してしまうかもしれません。

物理的な距離感や、寮の活用を考えて学校を選びましょう。

サポート体制を確認する

IBにおける大量のレポート作成や、答えのない問題を考える探究学習は、多くの生徒にとって初めての経験です。

だからこそ、「困ったときに助けてくれるしくみがあるか」が、学校選びの大きなポイントになります。

  • 英語補習クラスがあるか
  • 進路指導などの専門カウンセラーがいるか
  • 日本人の先生による日本語での相談ができるか

これらを説明会で必ず質問し、安心して学べる環境かどうかを確かめましょう。

IB大阪進学で知っておくべき支援制度と費用を抑える方法

「IBは高いから無理かも」と諦める前に、支援制度を知っておきましょう。

家計を助けるために使える制度と、IBの費用を抑える方法について解説します。

大阪で活用できる助成金・給付金制度

国や大阪府の支援制度をうまく活用することで、IBの費用負担を減らせる場合があります。

■高等学校等就学支援金(全国共通)

授業料の一部を国が補助してくれる、全国共通の支援制度です。

2025年段階では世帯年収ごとに支援金の額が異なっていますが、高校無償化の法案が通れば、世帯年収に関係なく全世帯が対象になります。

  • 対象校:公立校・私立校(一条校)・文部科学省が指定した外国人学校(高等部)
  • 対象のインターナショナルスクール:関西学院大阪インターナショナルスクール・カナディアンアカデミー・コリア国際学園・関西国際学園などの高等部

■私立高校授業料無償化制度(大阪府民限定)

大阪府独自の手厚い制度です。

国の支援金と合わせて、授業料(標準額60万円まで)が実質無償、または一部負担となります。

  • 対象:大阪府内の私立高校(一条校)。IB校では大阪国際、大阪女学院、近畿大学附属などが対象
  • 対象のインターナショナルスクール:原則として対象外、コリア国際学園は例外的にこの制度の対象校

学校の種類によって使える制度が異なるので、志望校の対象を必ず確認しましょう。

費用を抑える方法【日本語DP・特待生制度・補習利用】

IBの学費は安くありませんが、費用を大幅に抑える方法はいくつかあります。

最も効果的なのは、「公立校」や「日本語DP校」を選ぶことです。

公立の水都国際高校や滋賀県立虎姫高校なら、一般的な高校の授業料と同じ費用感です。

また日本語で学べる科目が多い学校なら、入学前に英会話スクールや塾に通ったりする必要性が減るので、教育費を節約できるでしょう。

次に、特待生制度への挑戦です。

成績優秀者を対象に、授業料の一部/全額を免除する特待生制度を設けている学校もあります。

また「先生にいつでも質問できる」「補習が充実している」といった、学校内サポートが手厚い学校を選べば、塾代をかけずに卒業を目指せるでしょう。

こうした選択肢を組み合わせ、現実的なプランを立てることも大切です。

大阪のIB校を徹底比較して志望校を決めよう

大阪・関西エリアのIB認定校と、後悔しない学校選びのポイントを解説しました。

  • 現在の英語力と、将来行きたい大学(海外・国内)に合わせて言語環境を決める
  • 3年間の学費、通学時間、学習サポート体制が、家庭の状況と合っているか確認する
  • 「卒業後にどうなりたいか」を家族で話し合ってから絞り込む

・英語での授業についていけるか、正直自信がない…

・結局、うちの子の性格や学力に合う学校がどこかわからない!

・IB入試の対策って、具体的に何をすればいいの?

学校選びや入学後の学習に迷ったら、IB教育の専門家と一緒に戦略を立てましょう。

まずはIB専門塾の国際バカロレアアカデミーの無料学習相談で、お子様にぴったりの正解を見つけてください。